先に東京都美術館のマティス展の記録をポストしましたが、東京に住む友2人とコロナ禍前に計画し、やむなく延期していた東京経由の函館旅に、もう行けるでしょってことで行ってきました。
東京も4年ぶりということでドラマ「名建築で昼食を」で紹介されてた場所を中心に行けるところには行こうと日程決めたところで、往復の航空券とドラマに登場した「山の上ホテル」を予約。日程の都合上、展示替えで閉館しているとかタイミングが合わなかった場所は次の宿題にして、計画を立てて行ってきました。旅って計画しているときも楽しいですよね。と言っても土地勘がない私は行きたい場所をGoogleマイマップにピン打ちしただけで、東京の友がマップを見てどういう経路で行くか考えてくれたんですけど。
ということで既にインスタのレトロ建築アカウントに散々ポストしましたが、こちらにも自分のための記録としてリスト化しておきます。
タイトルバックの写真は「山の上ホテル」の階段の階数の数字です。ちょうろブルーとイエローが並んでいたのでこれに。アール・デコ調なデザインで、色も階によって変えてあって素敵でした。
- 山の上ホテル(名建築で昼食を 第7話に登場)
設計:W.M.ヴォーリズ/竣工:1937年 - ビヤホールライオン銀座七丁目店(第3話に登場)
設計:菅原栄蔵/竣工:1934年 - 国立国会図書館 国際子ども図書館(第9話に登場)
設計:久留正道(旧帝国図書館)、安藤忠雄(国際子ども図書館)/竣工:1975年、2002年 - 東京文化会館
設計:前川國男/竣工:1961年 - 東京都美術館
設計:前川國男/竣工:1975年 - 旧白洲邸 武相荘(第8話に登場)
設計:不詳/竣工:不詳 - 江戸東京たてもの園 前川國男邸(第10話に登場)
設計:崎谷小三郎/竣工:1942年 - 江戸東京たてもの園 デ・ラランデ邸(第10話に登場)
設計:平屋時代 北尾次郎、増築部分 デ・ラランデ(推定)/竣工:1910年頃 - KITTE丸の内(旧東京中央郵便局)
設計:JPタワー:ヘルムート・ヤーン・低層階:吉田鐵郎(旧局舎)・内装 隈研吾(2013年開業分)
竣工:JPタワー:2012年・低層階:1931年 - 東京駅
設計:辰野金吾・葛西萬司/竣工:1914年 - 日本橋三越本店
設計:横河民輔・中村伝治/竣工:1914年(1927年に増床・リニューアル) - 日本橋高島屋
設計:高橋貞太郎・増築部設計:村野藤吾/竣工:1933年
以下は通りすがりに外観だけ撮った建物
- 国立科学博物館
設計:糟谷謙三/竣工:1931年 - 銀座和光本店
設計:渡辺仁/竣工:1932年 - 日本銀行本店
設計:本館 辰野金吾・2、3号館 長野宇平治/竣工:本館 1896年・2、3号館 1938年 - 三井本館
設計:ローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所/竣工:1929年 - 旧東京音楽学校奏楽堂
設計:山口半六・久留正道/竣工:1890年
レトロ建築とは別、いや、レトロ建築に入っている施設になりますが、KITTEに入っていた「インターメディアテク」が素晴らしかったです。日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設としてオープンした学術文化総合ミュージアムだそうで、なんと入場無料。太っ腹! いやぁ、ここ大好きです。今回、科博には行けなかったけど、こちらに来られてよかったです。東京大学総合研究博物館ということで、ちょうど今、放送中の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎博士に関する展示もありましたよ。ということで、インターメディアテク内の写真も。
以上、東京名建築巡りの記録でした。
次は函館に飛びます。