2024年も後半に入りました。ちょっと今更感があるのですが、毎年、5/18の国際博物館の日にあわせて開催されている「福岡ミュージアムウィーク」を楽しんだ件を記録しておかねばということで。

「福岡ミュージアムウィーク」は福岡市内の美術館や博物館(今年は18施設が参加)がワークショップを開催したり、無料で入館できたりと、気軽にアートや歴史や文化に楽しめるイベントなのです。

私は今回、レトロ建築見学も兼ねて「九州大学総合研究博物館」と「福岡市美術館」に行ってきました。

九州大学総合研究博物館
九州大学が箱崎から伊都キャンパスに移転後、歴史ある建築物として登録有形文化財に指定された建物が少しだけ残されています。その1つが「九州大学総合研究博物館」として活用されています。こちらはインスタのレトロ建築見学アカウントの方にポストするのに以前も行ったことがあったのですが、いやぁ、今回行って本当によかったです。

通常は公開していない資料室を無料で見学できたのですが、これが素晴らしいのなんの。鉱物・鉱石や化石、動物骨格標本、昆虫標本、戦前の種子見本…どれも見応えがありました。おまけに箱崎キャンパスで使用されていた什器も素敵で、ニマニマしながら見て回りました。通常、一部の資料は展示室で公開されているのですが本当にごく一部。こんなに種類も量も豊富な素晴らしい資料を普段は見られないのは残念ですが、こんな機会を作っていただき感謝です。

また、通常は公開されていない「壁画の会議室」の見学もできたのですが、これがまた素晴らしい貴賓室でレトロ建築マニア?としては心躍る場所でした(「壁画の会議室」のインスタポストはこちら)。

そうそう、お土産に小さなアンモナイトの化石とペグマタイト(鉱物)もいただき、大大大満足の九州大学総合研究博物館でした。
ちなみに上のタイトルバックの写真もアンモナイト。九大は「誕生から絶滅まで。3億4000万年分のアンモナイト化石 九大に集結」というクラファンをされていたこともあり、アンモナイト化石のコレクションが充実しています。

九州大学総合研究博物館
左上:九州大学総合研究博物館ガは行っている旧工学部本館
中上:動物骨格標本室
右上:昆虫標本室
左下:巨大アンモナイト
中下:鉱物・鉱石標本室
右下:壁画の会議室

福岡市美術館
「福岡市美術館」はコレクション展示観覧が無料だったので、何度も見てきた展示室ですがあらためて観覧。本当は「前川國男設計の福岡市美術館の建築を鑑賞するツアー」に参加したかったのですが、気がついたら応募期間が終わっていて大後悔。実は昨年も同じツアーがあって応募できたのですが抽選に外れて行けなかったんですよね。来年こそ忘れず応募して抽選に当たりますように。

下は福岡市美術館で3年に渡って描かれている田中千智さんの壁画です。

田中千智《生きている壁画》
田中千智《生きている壁画》
左:2023年第1段階完成間際の壁画
右:2024年第2段階
2025年に1月に加筆され第3段階完成予定

ああ、GWに関門レトロ建築巡りのことも記録できてないし、だいぶ更新をサボってましたねぇ(お仕事、まぁまぁバタバタしてました)。
7/13から福岡市美術館でキース・へリング展始まっちゃうし(前売り購入済み)、来月はお仕事もあって東京に行くことになったし(もちろんレトロ建築巡りもしてくる予定)、自分のためにちゃんと記録しよう。