レモン
黄色の代表「レモン」。色名に「レモンイエロー」「檸檬色」があるんだから代表と言っても差し支えないだろう。
「レモン」はミカン科ミカン属の常緑高木で、英名「Lemon」、学名は「Citrus limon（Lemonじゃない！）」。原産地はヒマラヤらしいが、現在は各国で生産され、世界で最も生産の多い柑橘類だ。日本で売られているのはアメリカなどからの輸入品がほとんどだが、最近は国産レモンも増加しているそうだ。
近所の青果店で国産（佐賀の七山産）、無農薬ノーワックスの立派なレモンが売られていたので、久しぶりに塩レモンを仕込もうと買ってきた。塩レモンはモロッコ伝統的の発酵調味料。流行ったのは5年ぐらい前だったかな（と思って調べたら2014年の流行語大賞にノミネートされてた）。
作り方は簡単。煮沸殺菌したガラス瓶にカットしたレモン（輪切りでも乱切りでもみじん切りでもOK）とレモンの10〜20％の塩を入れ、冷暗所で1ヶ月ほどしたら、刻んでお肉にもみこんで焼いたり、鍋にしたり、ドレッシングやマリネ液に入れたりと、なんにでもあう万能調味料のできあがり。
※1週間ほど経っても果汁でレモンがひたされなければ果汁と塩を追加する。
右：塩レモンを仕込んだところ。乱切りと輪切りをミックスしてみた。
ところで、この記事を書くために「レモン」について調べようと「レモン」で検索したら一番目（動画）も二番目（Wikipedia）も三番（歌詞）も米津玄師の曲関連で（正式な曲名は英語表記で「Lemon」）、柑橘類の「レモン」にたどり着くまで意外に遠かった。数年後にどうなっているかはわからないが、2019年、平成最後の4月現在、「レモン」のスタンダードは米津玄師の「Lemon」なのだ。…ドラマ「アンナチュラル」の続編やるって噂だけどホントかな。やってほしいな。
ついでに「檸檬」で検索してみたらさすがに違った。小説は知ってるけど、さだまさしの曲があるのは知らなかった。
色とは関係ない話になってきた。