「鹿児島睦 まいにち展」と...

鹿児島睦 まいにち展
巡回を楽しみに待っていた福岡県立美術館で開催中の「鹿児島睦 まいにち」展（2024/4/24〜6/23）に行ってきました。
いやぁ、陶器を中心に企業殿コラボ作品（お菓子のパッケージなど）、テキスタイル、インテリア、そしてデザイン指示書や鹿児島さんの集められた気になるものなどが展示されているのですが、好きがいっぱいでときめきっぱなし。美術展に行く際はいつもどれか1つウチに持って帰ることができるならどれがいいかなと妄想しながら見学するのですが、今回は全部持ち帰りたい作品ばかりでした。

• テーブルにたくさんの器が並べられた「あさごはん」「ひるごはん」「ばんごはん」のコーナー
• 様々な企業とのコラボレーションしたプロダクトを展示した「さんぽ」「おやすみなさい」のコーナー
• 鹿児島さんの器を見て作家の梨木香歩さんが書き下ろされた生まれた絵本「蛇の棲む水たまり」に沿って、実際の器と言葉を展示されているコーナー

で構成されています。
グッズコーナーはもちろん充実！ 展示されていたプロダクトもいくつかは購入できます。
図録とクッキー缶を買ったら「先着順でお渡ししています」と鈴懸のお菓子（インスタにポストしてます）をいただきました。鈴懸のパッケージデザインをされているからだと思いますが、鈴懸さん、太っ腹。帰ってお茶を入れておいしくいただきました。

会場内撮影OKだったのでバシバシ撮ってきました（ただし陶器に落としたら大変なのでスマホを陶器の上にして撮ってはダメ）。

　
さて、今月、行ってきたのは「鹿児島睦 まいにち」展だけではなく、藤城清治展、ブルーナ絵本展にも。
こちらもまとめて記録しておきます。
　

藤城清治 100歳　美しい地球　生きるよろこび　未来へ展
福岡市博物館で開催中の「藤城清治 100歳　美しい地球　生きるよろこび　未来へ 展（2024/4/5〜6/5）」へ。
本当は別記事にしたかったんですが、会場内は撮影NGだし、エントランスに大きな看板もなく、あまりに画像の記録がなさすぎてこちらでまとめて記録しておくことにしました。

本当に失礼なのですが、藤城清治先生、お元気なんですね。100歳になられて会場にもお越しになられたそうです。そして何より今も作品を制作されていらっしゃるとのこと。なんて素晴らしい…。

藤城清治作品ではおなじみのこびとや動物達が登場する影絵作品がたくさん展示されていたのですが、中でも木漏れ日とか水面とか、ゆらいだ光の表現がとても好きです。
宮崎空港に飾られた「月光の響（これです）」とか本当に素敵。
他に福岡を題材にした作品もあったり、今年、行く予定にしている縦に長く大きな高千穂峡の作品とかもあって迫力がありました。
あれは実物を会場で見ていただきたいです。

　

ブルーナ絵本展
三越ギャラリーで開催されていた「ブルーナ絵本展（2024/3/30〜4/21）」にも行ってきました。
ディック・ブルーナに関わる展示はミッフィーと言うより、グラフィックデザインというか、大人向けの装丁デザインが好きで過去に結構、行ってきたのですが、絵本をテーマにした今回の展示もやっぱり見ておきたいなぁと思って。
絵本展ということでミッフィーシリーズはもちろん、それ以外の絵本作品の紹介とそのスケッチや原画、完成するまでの過程を見ることができる展示でした。
撮影OKのエリアが最後に設けられていて基本的には展示部分は写真NG。ちなみに撮影OKエリアには絵本が置いてあり自由に読むこともできて、さながら素敵なキッズルームな感じでよかったです。

ということで、3つまとめて記録しました。
GWに突入しています。今年は前半、後半に分断されていますが、皆さまどうぞよい連休を。