2月…逃げていきました。早いです。
久しぶりに咳が止まらない風邪をひいて腹筋が鍛えられたりしました(熱は出なかったけど念のため病院で検査してもらったらコロナもインフルも陰性)。

そして今月は週末に美術館、博物館に行ったり、レトロ建築見学で鹿児島や関西にも行ったんですが、記録が追いついてません。
とりあえず、九州国立博物館で開催中の「はにわ展(2025/1/21~5/11)」の記録を。

私の中で「はにわ」と言えば「踊る埴輪(正確なタイトル:踊る人々」。下の写真の右上のやつです。儀礼に際して踊る姿とされていますが、近年は馬を引く馬子という説も根強いそうです。埴輪としては末期のもので省略が著しいのだそうです。そうか、私の中での埴輪代表はだんだんシンプルになっていった埴輪文化の末期のものだったんですね。

今回、集結した埴輪を見て、こんなに全国各地にたくさんの種類の埴輪があったんだなぁと驚きました。埴輪の中で一番早く登場する円筒埴輪に、人間、動物、家、船などの具象的な形象埴輪。人間の埴輪だけでもいろいろな表情、ファッション、役割がありました。

はにわ展
左上:埴輪 踊る人々
中上:埴輪 挂甲の武人/捧げ物をする女子/盾形埴輪
右上:埴輪 天冠をつけた男子
左下:埴輪 盾持人
中下:牛形埴輪
右下:埴輪 挂甲の武人(彩色復元)

そして今回の一番の見どころは、史上初「埴輪 挂甲の武人」5体が勢ぞろいしたことです。国宝「埴輪 挂甲の武人(東京国立博物館蔵)」をはじめ、国内の重要文化財が2体、アメリカ、シアトル美術館から来日した兄弟埴輪も含めて、全国各所から5体が集結するのは史上初なのだそうです。

5体並んだところを撮影したかったんですが、見学する人々ばかりが写ってしまったので、それぞれ撮ってまとめました。なんだか「埴輪戦隊 ケイコウジャー」的な感じですな(笑)。

埴輪 挂甲の武人
史上初!「埴輪 挂甲の武人」5体勢ぞろい

それから特に買わなかったのですが、グッズがユニークなもの(「着るはにわ 挂甲の武人ルームウェア」と「かみずらカチューシャ」とか)も多くておもしろかったです。

さて、ギリギリ、2月中に1つ更新できました。
なるべく早めに2月に行った展覧会の記録を更新したいところですが年度末で結構バタバタしております。
気温も超寒かったり、春っぽくなったり。どうぞみなさま、風邪などひかれませんよう、ご自愛くださいませ。