先日、福岡市博物館で開催中の「ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~」へ行ってきました。年度末は全く動けなくて、4月に行こうと思っていたのに行けず、なんやかんやで会期終盤を迎えてようやく。始まった当初から人が多くてすごく並んでるとは聞いていましたが、多かったですねぇ。普段、福岡で混み混みの美術館、博物館に行くことがなかなかないので、予想はしていたものの、あらためてジブリすごいなぁと。
博物館に入るといきなり目の前に「天空の城ラピュタ」の空を飛ぶ巨大な船が。プロペラを回しながら上下に動いていて、エントランス(無料)で充分楽しめちゃう仕掛けです。中の展示は絵コンテ等のぱっと見、映像を作ってるんだなぁと言うのがわかるものだけではなく、手書き(文字)の企画書やロケハンのスケジュールなども。また、作品のポスターとそのアイデアスケッチや、キャッチコピーが決まるまでのやりとりまであって、作品をどうやって作られていったのか、どう届けられていったのかがよくわかる展示になっていました。残念ながら人が多くて、じっくり文章までは読めませんでしたが。それから福岡での展示が初公開だという「王蟲の世界」が素晴らしかった! 造形家の竹谷隆之さんによって作られた「風の谷のナウシカ」の腐海の蟲(むし)たちがリアルで、特に王蟲(オウム)はとても大きくて、すごい迫力が! …えー、物語の中の生き物なのにリアルって言うのもなんなんですが、それぐらいディテールまで精巧だったんです。
内部は一部(猫バス)を除いて撮影禁止ですが、エントランスの「天空の城ラピュタ」の空を飛ぶ船は撮影OK。Instagramに動画をアップしたのを貼り付けておきます。
「ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~」は今週末の6月23日まで。