六本松 蔦屋書店で開催されたレトロ印刷JAMのシルクスクリーンキット「SURIMACCA(スリマッカ)」のシルクスクリーン印刷体験のワークショップに行ってきました。それにしても、さすが大阪の会社。スリマッカて。
シルク印刷は学生の頃に授業でもやりましたが、実際やると結構大変なんです。それがSURIMACCAなら
①原稿を用意(手描きでもデータでも可)
②スタッフの方がその場で製版
③出来上がった版をSURIMACCAに張る
④印刷
⑤乾かしたら完成 30秒ほどドライヤーをあてるだけ
と言う手順。
私はIllustratorのデータを持っていったのですが、1分ほどで版ができました。これがもう驚き。学生時代にやったときは、スクリーンを張った枠に暗室でMコート(感光剤)を塗って、製版して、Mコート洗い落として乾かしてってって印刷にたどりつくまでのハードルが高かった。
この1分でできた版を枠に張って(数分で完了)、印刷するトートバッグに枠を乗せたら、版の上にインクを垂らしスキージを引き印刷します。すぐにドライヤーで30秒ほど温めて乾かしたら完成です。
…ところで、SURIMACCAとは正確には枠のことだったのですね。プラスティックのパーツを組み立てて作る枠(パーツ次第で大きさが変更できる)に版(スクリーン)を簡単にピシッと張れる仕組みになっていました。
今回のワークショップではトートバッグ1枚がセット(2000円)だったのですが、巾着袋(200円)とサコッシュ(400円)にも追加しました。作業時間は手順を説明していただいた時間とかも含めてトータルで30分程度。なんてお手軽!
ちなみに用意したイラストデータは、普段使ってるお散歩カメラを見ながらApple Pencel+iPadで描いたもの(Adobe Illustrator Drawを使用)をMacのIllustratorに送って、小さな文字を書き足し調整しました。 ニューApple Pencel、初めてちゃんと使いました。
いやぁ、イラスト描くところから枠に版を張って刷るまで全部楽しかった。またやりたいなぁ。できた袋類にはカメラグッズを入れたいと思います。