東京編に続き、金沢編です。東京から北陸新幹線で金沢へ2泊3日で行ってきました。学生時代の友人2人と女子3人旅。あ、女子は図々しいですかね。金沢には会社員時代に出張で2度、プライベートで和倉温泉とあわせて一度行ったことがありますが、いずれも随分、昔のこと。さすがに昭和ではありませんが、まだ20世紀でした。今回、一番、行きたかった「金沢21世紀美術館」の開館は2004年。当時、まだ存在していませんでした。ようやくあのプールとご対面です。金沢21世紀美術館を有名にしたのはやっぱり「スイミング・プール」ですよね。レアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」、上から見ると水の中に人がいるように見えます。実際には透明なガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、下は水色の空間になっています。
上のタイトルバックの写真が上から見たプールです。水の中に人がいるように見えて不思議な感じです。プールの中から撮った動画と、中から撮ってもらった写真(手を上げてるのが私)が以下。
プールのことばかり書いてますが、金沢21世紀美術館は建築物としてもおもしろかったし、展示中の「粟津潔展」も見応えあったし、「大岩オスカール展」の猫のキャラクターはかわいかったし、名和晃平の泡のインスタレーション「Foam」はインパクト大でした。それから館内のカフェもスイーツメニューも豊富でよかったです(こちらはInstagramの方に)。
もちろん、金沢は21世紀美術館だけではりません。昔、行った時から比べるといろいろ変わっていました。まず、金沢駅が大変身。北陸新幹線の開業にあわせ作られた「鼓門・もてなしドーム」が印象的です。行く前に写真を見ていて、元々、赤いのかと思ってたら夜間のライトアップで赤いんですね(ライトアップされた鼓門と昼間の鼓門をInstagramにアップしてます)。
兼六園は、以前、訪れたのが冬で、松の枝が雪で折れないよう雪吊りがしてあったせいか、随分、印象が違いました。こんなに広かったっけ…。それから、お隣にさすが加賀百万石!って感じの広くて石垣も立派な金沢城公園があったのですが、以前はなかったような…。じゃあ、この巨大なスペースなんだったのと思って調べたら1995年まで金沢大学があって、今のようにお城が復元されたのは21世紀になってからなんですね。以前、来たのは大学移転中のころだったようです。行く前は知らなかったのですが、金沢に行った日がお祭り開催中で、兼六園、金沢城公園、公園内の玉泉院丸庭園がライトアップされていました。ついてる! 更についてたことがあって、宿泊したホテルのすぐ脇の路地に蛍が出ると。まさかこんなところで蛍が見られるなんて! それで、2日分の夜の予定に組み入れて、1日目の夜はライトアップを見に行き、2日目の夜に蛍を見たのでした。ちなみに今回泊まったホテルはこちら。温泉もあるし、ステンドグラスが綺麗で(部屋の窓もステンドグラス)とても居心地がいいホテルでした。
そして、想像していたより広くて奥が深かった「ひがし茶屋街」。フォトジェニックで写真撮りまくりました。一部、Photolog(ここから数枚)と、Instagramにもアップしてます(これとこれ)。
それから、これはどうしても伝えたい!(笑)
最初に遭遇したときは、変な子いると思ってたのに、3日間あちこちで見ているうちにすっかり愛着がわいてしまって、帰るころには愛おしくなってしまった石川県の観光PRキャラクター「ひゃくまんさん」。元々ある「加賀八幡起上がり」という郷土玩具の造形を元に金箔と九谷焼とか加賀友禅とか輪島塗の要素を入れてデザインされたとのこと。後ろには石川県って文字が入ってます。福岡に戻って調べたらしっかりした公式サイトもあって、ますますじわじわきています。
えー、今回の旅の間、いつもは食べ物写真ばっかり撮ってる私が、おいし〜、楽し〜ってなっちゃって食事(特に夕食)の写真を撮り忘れるという凡ミスをしてしまったのですが、金沢の食事とスイーツはどれもとってもとってもおいしくて、だいたい金箔が乗せられていたことを申し添えておきます。
…金沢では他にちょっと楽しいこともしたのですが、それについてはいずれ。